ラジオキーパー特別プログラム夏休みGKキャンプ2017
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【おわび】
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ラジオキーパー特別プログラムGKキャンプを楽しみにしていた、みなさま。
いつもラジオキーパーの活動に賛同いただきましてありがとうございます。
夏休み恒例行事となっておりました、ラジオキーパー特別プログラム「夏休みGKキャンプ」ですが、主催者側の都合で、今回の夏のGKキャンプは延期になりました。この夏のチーム指導やスタッフのスケジュール、開催日程や施設を調整しておりましたが、見送る形となってしまい、楽しみにしていた皆様には、大変ご迷惑おかけしました。
冬休みには必ず開催できるように調整しますので、冬休みGKキャンプの開催をお待ちくださいませ。
引き続き宜しくお願いいたします。
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ラジオキーパー事務局
武田幸生
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なお、姉妹校のTKDGKアカデミーでは、「通い型」のGKキャンプを8/14〜15の2日間で開催します。ラジオキーパー会員や外部の参加も受付しておりますので、ご興味のある方は、こちらのサイトにて確認してください。
TKDGKアカデミー通い型GKキャンプ
http://www.keeperclub.com/tkdgkacademy10.htm
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冬休みGKキャンプ2017のテーマは、『アタマとココロとカラダでゴールキーパーを理解しよう!』でした。3日間、いろいろな地域から選手が集まり一緒にトレーニングします。このGKキャンプで大切にしていることは、自分でもっとゴールキーパーを大好きになること。今よりもゴールキーパーをうまくなれることを知ること。ゴールキーパーを大好きになる、うまくなるために冬のキャンプではこのような取り組みを行いました。
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アタマでゴールキーパーを理解するということは、ゴールキーパーを学ぶということです。ゴールを守ることに必要なこと、ボールが無いとき、シュートが飛んでくるとき、キャッチするとき、キャッチした後のことなどを順序を追って学びました。ゴールを守るために大切なことを正しく学ぶことで、実際のプレーにおいても正しい技術を発揮することができたと思います。
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また講義はスライドやホワイトボードを使って、ゴールキーパーの技術や戦術を学びました。ただ聞いて学ぶだけではなく、なぜそうするのか、どうしたらいいのかと挙手して発言したり、グループで話し合いをして理解を深めました。頭で理解できると実技中にもなぜうまくいったのか、失敗してもどうしたらうまくいくのかが分かるようになるので、より集中したトレーニングを行えるようになります。
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そして、コミュニケーションスキルの座学を行います。これは自分のこと知ることや相手のことを知ろうとすること、お互いが協力して何かをなし得ることなどを行いました。最初は自己紹介もどことなく、ぎこちない会話からスタートしていきますが、徐々に選手たちは打ち溶け合って、最後は自分でリーダーシップを取ったり、言葉だけじゃなく身振り手振りも使ってコミュニケーションをとったり、とても賑やかなセッションになりました!
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ゴールキーパーに大切なことは「ゴールを守る気持ち」だと考えています。なぜならばゴールを守ることを監督やコーチ、チームメイトから任されたポジションだから。でもただゴールに立たせて「ゴールを守れ!!」じゃ強い気持ちが生まれてきません。なぜキモチが必要なのか、いつそのキモチになることが大切なのか?ということを理解できるとゴール前の準備や立ち振る舞いがガラっと変わります。
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仲間を大切にすることもゴールキーパーがうまくなるために重要なことだと思います。練習後の握手もその一つです。
誰かの失敗を帳消しにすることが最後の砦(とりで)と言われるゴールキーパーの役割だとしたら、ゴールキーパーの失敗やゴールを決められたときに助けてくれるのはフィールドの選手です。ミスを責め合うのではなくお互いが尊重(リスペクト)できるようなココロ作りにも取り組みました。 |
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【カラダ】編は実際にプレーすることになります。GK指導はコーチ一人につき7〜8人のグループで、学年やレベルを分けることなく指導しています。学年レベル分けもしないの?と思われるかもしれませんが、下の学年が上級生と行うことで引き伸ばされる部分あります。また上級生は良い手本となるようなプレーや行動が求められます。レベル分けをしなくても参加する選手たちが「ゴールキーパーをうまくなりたい!」という気持ちが出るような指導を行っています。 |
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当スクールのGK指導で取り組んでいることの一つに「サッカー選手としてのGK」があります。ゴールキーパーの入り口にいるGKたちは、ただゴールを守ることだけではなく、フィールドプレーヤーと同じように足元の技術や戦術が必要になります。そのため各トレーニングの最初にはボールを止める、蹴る、相手の動きを見ること、見ながら要求することに取り組み、実戦形式の練習で技術が高まるようなトレーニングを行いました。 |
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GKトレーニングは、技術的も身体的に負荷がかからないように段階を踏まえながらトレーニングしていきます。これはジュニア年代のGK指導でとても重要な要素で、「痛い」「怖い」という気持ちを取り除いてあげることで、不安なく思い切りゴールキーパーを楽しみことができ、うまくなる楽しみを実感することができます。 |
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トレーニングしていくとアタマで理解していても、カラダを動かそうとしても失敗することもあります。そのときに「どうしてうまくできないの?」ではなく「どうしたらうまくいくのか」ということを選手も指導者も考えるように指導しています。「どうしたらいいのか」というほうに意識が向くことで成功したときの達成感が増し、失敗したときの理由が理解できるようになります。 |
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技術トレーニングや座学で学んだことをゲーム形式のトレーニングで発揮することも大切なことです。ゲームの中でできたプレー、できなかったプレーを、技術トレーニングで再度チャレンジするその繰り返しが上達するヒントになります。 |
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3日間で「アタマとココロ。カラダもGKになる。」ことで、この先ゴールを守ることに、何かしらの成長があると思っています。
このようなコンセプトをもってゴールキーパーを短期的に集中して受けられることは、普段なかなかGK指導を受けることができない選手や、スクールやチーム以外で違う地域のGKたちに出会うことがない選手にとっては最適なゴールキーパー専門のサッカーキャンプになったと思います。 |
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おまけ |
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第1回のGKキャンプをサポートしていただているマクダビッドジャパンよりサポーターやウールシュポルト製のGKグラブの試着提供の協力を受けました!!GKグラブメーカー世界最高峰とも言われているウールシュポルトのGKグラブの最新モデルを試着できて選手たちはいつも以上にナイスキーパーを量産していました(微笑)
今回のGKキャンプでもサポート予定です!!
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もしゴールキーパー指導でお困りの方がおりましたら
スクール生以外にも
他地域からの参加も受付しております。
GKキャンプがお役に立てるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします!!
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